2013年07月29日

一年で一番長い日 7/27

南長野剣道少年団にとって、毎年7月の最終土曜日は「一年で一番長い日」です。

一日は、日付が変わって間もない0:30に始まります。
眠い目をこすりながら、防具とともにバスに乗り込みます。
そしてまだうつらうつらしているみんなを乗せたバスは、一路東京に向かうのです。

そう、この日は、少年少女剣道界における(たぶん)最大のイベント、

「全日本少年少女武道(剣道)錬成大会」

が開催される日なのです。
東京・武道館で行われるこの大会に、我が団も例年参加させていただいております。
今年も4,5,6年生が参加。応援の家族とともに早朝からバスで出かけたというわけです。
これが私たちが今回お世話になったバス。
すごく縁起がいい。うん、南長野、いけるぞ!




北は北海道から南は沖縄、さらに海外からは台湾のチームも参加。総勢2500人を超える少年少女剣士たちです。
壮観です。




この子たちが、日本のあちこちで剣道の稽古していて、
「左足出てる!」とか「送り足しろ!」とか同じようなこと言われていて、
お母さんたちは汗臭い道着洗っているんだろうな。
そう思うと、なんだか可笑しくて、どの子もみんなかわいく見えてきます。

そしてみんな、幸せな子たちだと思います。
剣道を教えてくれる先生がいて、一緒に稽古する仲間がいて、サポートする親がいる。
それは、実はすごく恵まれたことです。彼らはまだ、それに気づいてはいないようだけれど。




我が団の結果は、Aチーム 1勝 Bチーム 初戦敗退 となりましたが、
それぞれに収穫のあるよい試合ができたと思います。

六年生の二人、最後の武道館お疲れさま。二人がチームを引っ張ってくれてここまで来られたよ。ありがとう。
四、五年生のみんなは、もっといい剣道ができるようになって、来年また、ここに来ようね。

さて。
これでこの一日が終わるわけではないのです。

我が団はこの武道館の試合の後、東京ディズニーリゾートに寄るのが恒例となっていまして。
「おまけ」としては若干大きすぎるという気もしないではないのですが、子供たちもこれをすごーく楽しみにしているのでした。

目の前に広がる夢の国にテンションが上がり、みんな思い思いに楽しい時間を過ごしていたところ…

やられました。
突然の土砂降りと雷。
えー、帰れるの私たち?!という状態でしたが、なんとか雨があがったところでバスに集合。
さすがに帰りのバスはみんなぐったり。お休みのようでしたね。

長野着25:30。
長い、長い一日が終わりました。
皆さん、本当にお疲れさまでした。
  


Posted by 南長野剣道少年団 at 20:00Comments(0)活動報告